首都圏の紫陽花の名所6選をご紹介！梅雨時のレジャーやロケーションフォトに
やっと肌寒い時期が終わったと思った矢先、梅雨が到来してしまい、家族そろってのおでかけにストップがかかってしまうのはよくあることです。
また、ロケーションフォトの場合は晴れの日の撮影を望まれる方が多いため、5月下旬～6月頃の撮影は見送られがちです。
しかし、梅雨は鮮やかな色合いの紫陽花がきれいに咲く時期でもあり、各地に点在する紫陽花の名所なら、雨の日や曇りの日でもおでかけや撮影を十分楽しめます。
そこで今回は、休日のおでかけはもちろん、ロケーションフォトにもぴったりな首都圏の紫陽花の名所6選をご紹介します。
梅雨の到来を知らせる紫陽花
まずは紫陽花について簡単にご紹介しましょう。
紫陽花（あじさい）とは、6月頃に咲き始めるアジサイ科の花で、梅雨の到来を知らせる花としても知られています。
「しとしと雨が降る日、道を歩いていたら紫陽花が見事に咲いていた」といったことは梅雨時によくあるシーンです。
鮮やかな濃いブルーや赤紫の花びらは存在感があるので、紫陽花が広範囲で咲いている場所は花の絨毯が広がっているように見えることも。雨の日や曇りの日でも写真映えするのは、このためでしょう。
また、紫陽花と一緒に写真に収まると、特別な演出がないのにもかかわらず風景も人物もパッと華やかになるため、紫陽花の名所は家族のロケーションフォトの撮影場所としてもおすすめなのです。
首都圏の紫陽花の名所6選
それでは早速、首都圏（東京・神奈川・埼玉）の紫陽花の名所をみていきましょう。どちらも家族で楽しめる観光スポットです。
白山神社（東京都文京区）
白山神社は、縁結びや歯痛の治癒のご利益がある神社として有名ですが、6月になると来場者の目当ては豪華に咲き誇る紫陽花になります。
白山神社は「文京あじさいまつり」の会場にもなっており、6月の開催期間中は楽しいイベントも開催されているので、家族そろってのおでかけにもおすすめです。
上野恩賜公園（東京都台東区）
上野恩賜公園は、広大な敷地内に博物館や美術館、動物園など多数の文化施設を擁する公園で、紫陽花がきれいに咲くのは不忍池周辺です。
大きな池をバックに咲く紫陽花はどこか幻想的で、ファンが多いのも頷けます。
公園自体がきれいに整備されているので、ロケーションフォトの場合でも撮影場所に困りません。
横浜・八景島シーパラダイス（神奈川県横浜市金沢区）
横浜の海と海の生物、多種多様なアトラクションを一箇所で堪能できる「横浜・八景島シーパラダイス」では、毎年6月に「八景島あじさい祭」を開催しています。
海と紫陽花の風景は家庭的な雰囲気を出すのにぴったりなので、家族そろってのロケーションフォトにはおすすめです。
アトラクションも多く、小さなお子さんも飽きずに楽しめます。
港の見える丘公園（神奈川県横浜市中区）
年間を通して多くの観光客が訪れる「港の見える丘公園」は山手の丘の上から見える港町の景色が有名ですが、園内の庭も大変見応えがあります。
基本的にはバラが多いですが、6月は紫陽花も一斉に開花。園内は色とりどりになります。
公園近くには観光施設となっている洋館もあるので、上品な雰囲気で撮影したいときには最適の撮影スポットと言えるでしょう。
大宮第二公園アジサイ園（埼玉県さいたま市大宮区）
大宮市民の憩いの場「大宮第二公園」のアジサイ園でも梅雨は紫陽花が開き、園内が華やぎます。
紫陽花自体が美しいのはもちろん、こちらの公園は庭や道が適度に整備されているため利用しやすい点が特徴です。
広い敷地内のどこであっても絵になるスポットばかりなので、ロケーションフォトの撮影場所選びに困った際は、とりあえず候補に入れておいて損はありません。
上尾丸山公園（埼玉県上尾市）
埼玉県の中部、上尾市にある上尾丸山公園も、梅雨は紫陽花を見に訪れた人で賑わいます。
花の色もバラエティーに富んでおり、写真映えは期待できます。
園内にはバーベキュー場や児童遊園地などもあるので、紫陽花をバックにした撮影の後は、レジャーを楽しむシーンの撮影もいかがでしょうか。
紫陽花の名所で撮影するときのポイント
紫陽花の美しさを最大限に活かすためにも、紫陽花の名所へのおでかけやロケーションフォトの際は次のポイントを押さえておきましょう。
撮影可能かどうか確認しておく
施設によっては撮影できないこともあるので、撮影場所の候補を決めた後は必ず現地の管理事務所に撮影可能かどうか確認しましょう。
撮影当日の服は明るい色をチョイス
撮影当日はベージュや白などの明るい色の服を着用しましょう。
鮮やかな紫陽花とのコントラストで写真映えしますし、明るい色ならレフ板効果で美肌効果も得られます。
持っていくなら透明のビニール傘を
雨の日に撮影するときは透明のビニール傘を選びましょう。
カラーのある傘だと撮影のときに紫陽花が隠れてしまいます。また、傘の色による影で顔色が悪く見えることも。
最後に
休日のおでかけにも、ロケーションフォトにもぴったりな首都圏の紫陽花の名所6選をご紹介しました。
ロケーションフォトの撮影は晴れた日が続く時期が理想ですが、家族のスケジュール上、どうしても梅雨時になってしまうこともあるでしょう。
しかし、梅雨時にもこの時期ならではの「味」があります。
春や夏の予定がつかず、ロケーションフォトを諦めていた方はこれを機に、梅雨時の紫陽花をバックにした撮影を検討してみてはいかがでしょうか。
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文：フォトペディア編集部
