ロケーションフォトのヒントロケーションフォトに関するお役立ち情報をコラム記事形式でご紹介します。
縦横両方で撮影する
「年賀状は横で作成する」と決めていても、実際に作ってみると「やっぱり縦の方が収まりがよさそう」となることもあります。
年賀状用と決めて撮影する写真は、縦横両方で撮ってもらうのが安心です。
全員がカメラ目線でなくてもよい
「年賀状に家族写真を使うのはちょっと恥ずかしい…」という方は、目線を外してみるのもおすすめです。
家族で自然に遊んでいるショット、お子様だけカメラ目線のショット、後ろ姿のショットなど、ご家族の希望や送る相手に合わせて変えてもいいですね。
笑顔でカメラ目線のショットは受け取る側に楽しい雰囲気がストレートに伝わりますが、目線のないショットは柔らかなニュアンスでご家族の様子を届けることができます。
年賀状写真のタイプ
家族の写真を年賀状に使用する場合、テンプレートを使用する方が多いのではないでしょうか。
テンプレートは無料で配布されているものから有料のものまで様々な種類がありますが、どれも「写真を●枚使用」または「写真を全面に配置」というように決まっています。
「写真を●枚使用」して予め決められたフレームに入れ込む場合は、ほとんどが人物をフレームの中心に配置するため、写っている人の「表情」が写真を選ぶ決め手になります。
このパターンでは、撮影時に難しく考える必要はありません。
お子様が自然な笑顔になれるよう、パパママが協力して楽しい雰囲気で撮影をしましょう。
一方で「写真を全面に配置」する場合は、年賀状の中の装飾が抑えられシンプルで洗練された印象にしやすくなりますが、撮影時に少し配慮が必要です。
写真の中に余白を作る
写真を全面に配置する場合、メッセージを書いたり自分の住所や名前を入れるスペースが必要です。
背景がごちゃごちゃしているとそうした文字が入れられず、年賀状写真としては使いにくくなってしまいます。
ロケーション撮影をする場合は空や遠くの木々などを背景にし、人物を左右のどちらかに寄せると、年賀状でのバランスが取りやすくなります。
カメラマンには「年賀状に使いたいので、文字を入れられるスペースのある写真を撮ってください」とリクエストしましょう。
引きで撮影する
余白と似ていますが、人物が大きく写った写真は「もう少し写真を右に寄せたい」という時に人の顔が切れてしまい、微調整がしにくくなります。
年賀状としての仕上がりイメージよりも少しズームアウトして撮影をしておくと、余裕をもって配置ができます。
カメラマンには「年賀状で調整できるように上下左右に余裕を持って撮影してください」とリクエストしましょう。
少し難しい内容もあったかもしれませんが、基本的には「何枚か年賀状用に撮影してください」と伝えれば、カメラマンが臨機応変にこのような対応をしてくれるはずです。
「こどもたちだけで」「こんな構図で」「カメラ目線ではなく自然な雰囲気で」といった具体的なイメージがある場合は、予め伝えておくと安心です。
当日も適した場所での撮影を提案してもらえるので、あまり心配せずご家族で最高の笑顔になれるように楽しみましょう!
最後に
おじいちゃん、おばあちゃん、ご友人になかなか直接会う機会が持てなくても、年賀状では少しでも元気な家族の様子を伝えたいですね。
文字だけでなく顔や姿が見られれば、相手も安心し暖かな気持ちになってくれるはずです。
これから年末までに写真撮影をする方は、ぜひそのうちの何枚かを年賀状用としてカメラマンにオーダーしてみてください。
スタジオポストのロケーションフォトでも、出張撮影の中で年賀状用の写真撮影が可能です。
「どんな写真にしたらいかわからない」という方も、カメラマンに直接ご相談いただけるので、お気軽にお問合せくださいね!