ロケーションフォトのヒントロケーションフォトに関するお役立ち情報をコラム記事形式でご紹介します。
ご家族の記念日に写真館で記念写真を撮影をすることは、ここ数年でかなり一般的になっていますね。実際にプロによる撮影を体験したことがある方、もしくはご友人などから体験談を聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。更に平成の後半から令和にかけては、プロカメラマンを神社や公園などに呼んで撮影する「出張撮影」(ロケーションフォト)も選択肢として挙げられることが増えてきました。七五三など行事そのものの様子を撮影してもらったり、ご家族に縁のある場所での写真を残せることが大きな魅力です。
出張撮影(ロケーションフォト)は写真館(スタジオフォト)とは異なり企業だけでなくカメラマン個人で請け負っている場合も多く、そのサービス内容や価格設定も様々です。依頼するお客様としては、何が違うのか、どのように選べばいいのか、どんな料金が掛かるのか、判断に迷ってしまうこともあるかもしれません。今回は出張撮影の「料金」に特化して、その仕組みと特徴を比較しながら解説します。
出張撮影の運営体制の比較
ロケーションフォトのカメラマンの探し方は、大きく分けて3つのパターンがあります。例えるとすれば、靴や鞄を買う時にメーカーの販売店から購入するのか、職人さんから直接購入するのか、セレクトショップで探すのか、というような違いです。それぞれによい点があり、一概に料金だけで判断することはできません。ひとつずつどんな特徴があるのかを比較してみましょう。 1つ目は、フォトスタジオなどの企業が運営している出張撮影です。その会社に所属したり契約しているカメラマンが撮影を行ないます。スタジオポストのロケーションフォトもこれに該当します。 最大のメリットは写真や接客のクオリティが比較的安定していること。企業が管理をしているので、カメラマンの腕に大きなバラつきが出にくく、撮影に必要な接客マナーもきちんと定められています。社内全体の受注件数が豊富であれば、その事例からよりよいサービスを提供できるように常にブラッシュアップが可能です。また母体がフォトスタジオの運営会社であることが多いので、当然ながらそのノウハウも大いに活かされます。受付などの体制も整っており、万が一何かトラブルが発生した場合も、迅速に対処してもらえるので安心です。料金形態も比較的明瞭で、定められたエリア内であれば指名料や出張料込みで価格設定されている場合が多いようです。 一方で、カメラマン以外にも管理をするスタッフの人件費が必要になるため、その分のコストが価格に反映されるようになります。 料金の相場は家族撮影を例にすると、首都圏でおおむね2~3万円で、30~80枚程度の写真データが1週間ほどで納品されます。 他のスタイルと比較をすると、価格帯は中程度、カメラマンの質が均一で安定していること、会社運営なので体制が整っていることが特徴です。 2つ目は、フリーランスのカメラマンが直接集客をしているケースです。独自のwebサイトやInstagramなどのSNSを使ってお客様を呼び込み、日程調整や撮影前後のやりとりもすべてカメラマン自身で行ないます。 「この人の写真が好き」「この人に撮ってもらいたい」というカメラマンに出会えた方にはぴったりです。基本的にはカメラマンが拠点としている地域周辺でお客様を募っているので、この依頼方法を検討する場合は地元のカメラマンを探すことになります。売れっ子カメラマンであれば、交通費はお客様負担で全国どこへでも出張可能、という場合もあります。 カメラマンが個人で集客をしある程度の実績を持っているということは、それ相応の腕があるという証でもあります。作品例やブログなどの更新状況から、どれくらいの頻度でどんな依頼を請け負っているのかをチェックしてみましょう。そこから撮影に対する姿勢やお客様とのやりとりの様子などもうかがい知ることができるかもしれません。カメラマンの人柄は撮影の雰囲気を大きく左右し、それが写真にも形となって表れます。作風だけでなく想いにも共感できると、撮影がより楽しい想い出になりそうですね。 料金はそのカメラマンの設定次第ですが、カメラマン以外の人件費が発生しないため、撮影に必要な経費は企業運営型と比較すると抑えることができます。撮影内容にもよりますが、家族撮影であれば30~80枚程度の撮影でおおよそ2~4万円程度+出張料(交通費)という価格帯が一般的です。 懸念点としては、すべてをひとりでこなしているため、忙しい時期は問い合わせメールのレスポンスに時間が掛かったり、写真の納品まで1ヶ月程度待つこともあるようです。万一カメラマンが体調不良などで当日来られなくなった場合にも、すぐに代理のカメラマンを紹介してもらうことは難しいかもしれません。 他のスタイルと比較をすると、最低価格と最高価格の差が大きいこと、作風に個性が出やすいこと、対応のレスポンスに時間がかかる傾向があることが特徴です。 そして3つ目は、フリーランスのカメラマンとお客様を繋ぐマッチングサイトです。ロケーションフォトの人気上昇に伴い近年このようなサービスが急速に増えており、検索エンジンで「出張撮影+地域名」などで調べると上位に表示されてきます。宿泊施設の予約サイトと同じように、撮影希望日や場所を入力すると依頼可能なカメラマンが一覧で提示されたり、価格別、対応可能なテーマ別で検索することもできます。手軽にカメラマンを探すことができる便利さが最大の特徴です。 価格はサイトやカメラマンなどによって異なり、多くの場合撮影テーマやカメラマンのランクによってある程度の幅が設けられています。企業運営型や個人集客の場合と比較すると、最低価格が1万円未満など低めに設定されている傾向があります。安く気軽に出張撮影を体験してみたい、という場合はこのようなサービスも候補になりますね。 2つ目に挙げた個人集客をしているカメラマンがより多くのお客様を呼び込むためにこちらも併用しているケースも多くあります。しかし中にはプロカメラマンとしての経験がまだ浅く個人では集客が難しい人が実績を積むために登録している場合もあり、「サイトに掲載されていた作品例よりもクオリティが低く感じた」「どうしても満足できず別のカメラマンに撮り直してもらい余計に料金がかかった」という声もあるようなので、カメラマンを選ぶ際には価格や条件だけで安易に決めるのではなく、実際にそのカメラマンの撮影を体験した人の口コミの数や内容も比較した上で検討すると安心です。 また、サイトを運営する企業は、カメラマンと利用者を仲介する立場です。万が一トラブルがあった場合の責任の範囲なども利用規約に記載されているので、念のため確認をしておきましょう。 他のスタイルと比較をすると、最低価格が安いこと、カメラマンの質にバラつきが出やすいため依頼者側で見極めが必要であることが特徴です。 この3つのサービスを比較すると、お手軽に出張撮影をお試ししたい場合には1万円程度から依頼が可能、ある程度のクオリティを期待したい場合には2万円以上、事前のやりとりのスムーズさや万が一のトラブルへの保障も考慮すると3万円程度が相場ということになります。更に「この人に撮ってもらいたい!」というカメラマンがいる場合には、個々の料金設定や出張エリアによっては、それ以上の可能性もありますね。 ご家族にとっての撮影の目的や重要度、そしてどれくらいの頻度で出張撮影を依頼するかといったことからその時々で最適なサービスを選ぶようにしましょう。出張撮影のサービス内容の比較
まず比較のための参考として、フォトスタジオの料金形態をご紹介します。フォトスタジオでは主に2つの料金システムがあります。 ひとつは「数千円の撮影料+プリントされた商品代」を支払い、撮影データの中から利用者が選んだ特定の写真のみが納品されるパターン。データは商品にプリントしたものだけを一年後に別途購入可能などの縛りがあります。データよりも形のあるものとして残したい方、写真の数は少なくてもできるだけ金額を抑えたい方に向いています。 もうひとつは、2~4万円程度の定額制で30~80枚程度の規定枚数の写真がデータで即日納品されるパターンです。写真をデータとして残したい方に適しています。データだけの受け取りであれば追加料金が発生することもないので、支払い金額を予め明確にしておきたい方もこちらがおすすめです。フォトフレームやアルバムなどにプリントしたい場合は別途購入も可能です。 この2つを比較しても、目的によって選ぶべきシステムが変わることがわかりますね。 一方ロケーションフォトでは、後者と同じ定額制で規定枚数の写真データが撮影後1週間程度で納品されるシステムがスタンダードです。これは、撮影したその場で写真を確認したり選んだりするための機材がなく、後日データで納品することが最適であるためです。また、例えば七五三撮影でもきっちりとポーズを取るような写真だけでなく、参拝や御祈祷など行事そのものの自然な様子を捉えるドキュメンタリー性のある写真の割合が高いことも理由のひとつと言えます。スタジオでの撮影とは異なり、ロケーションフォトでは厳選した数枚のみの納品よりも、ある程度のまとまった枚数があった方が、写真全体のストーリーが強調されるという特性があります。笑顔の写真だけでなく、御祈祷中の真剣な表情や慣れない着物でちょっと緊張した表情まで存分に残すことができるのも、ロケーションフォトのよいところですね。出張撮影の納品枚数の比較
同じカメラマンや同じテーマの撮影で比較をすると、当然ながら納品されるデータの枚数が増えるほど撮影にかかる時間が長くなり、それに比例して価格も上がってゆきます。ロケーションフォトサービスでは、1~2時間程度の撮影で30~80枚程度のデータが納品されるプランが主流です。写真が何枚ぐらいほしいのかという希望は、サービスを選ぶ前にイメージしておくとよいですね。そのためのひとつの判断材料として、写真をどのように使いたいのかを考えてみましょう。例えば、最終的に20ページぐらいのアルバムを作って残したいという場合は、納品データが50枚以上あった方が、収録する写真を比較的自由に選びやすくなります。アルバムやフレームにプリントをしなくてもその日の想い出をできるだけ多く手元に残したいという方も、やはりデータの枚数が選ぶポイントになります。たくさんのデータは要らないからお気に入りだけを数枚部屋に飾ったり待ち受けにしたい、という方は納品データが30枚程度のコンパクトなプランが適しています。ただし、撮影1回あたりの出張経費などは写真の枚数に関わらず必要なので、枚数が少ないほど1枚の写真に換算すると割高にはなります。このように、ロケーションフォトでも写真の利用目的に合わせてサービスの内容を比較検討していくのがおすすめです。 またロケーションフォトでもデータ納品の他に、オプションでアルバムやフォトフレームなどの制作をカメラマンへ依頼できる場合もあります。最近ではネットプリントや街の写真屋さんなどでそういったアイテムの印刷を安価に行なえるサービスもありますが、仕上がりのクオリティや保存性で比較をすると、撮影したカメラマンに依頼をするのが断然おすすめです。印刷する紙や機械の特性から綺麗に発色するように色味を整えたり、顔の傷跡や髪の乱れなどのレタッチ(修正)の要望に細かく対応してくれる場合もあります。そうした専門知識を要する作業は、やはりプロに任せるのが最適です。せっかく撮影してもらった写真は、よい品質で長く綺麗に残したいですよね。出張撮影のオプションサービスの比較
アルバムなど印刷物以外でのオプションとしては、七五三などの衣装の貸出や着付けとヘアメイクサービスを利用できる場合があります。七五三の準備は、参加者の日程調整、御祈祷、着物、着付け、ヘアメイク、移動手段、食事などとても多いので、できるだけ手配先をまとめたいという方はぜひこのようなサービスを活用しましょう。支払先も一元化できるので、「結局全部でいくらかかったの?」ということも分かりやすいですね。フォトスタジオが運営しているロケーションフォトサービスでは、スタジオで着物を借りたり着付けやヘアメイクをしてもらえます。個人のカメラマンでは繋がりのある貸衣装屋さんや美容院、着付師さんを紹介してもらえることがあります。着物を持っていない、どこに依頼をしたらよいのかわからない、という方はそのようなプランのある出張撮影サービスを探したり、カメラマンに相談をしてみましょう。スタジオポストのロケーションフォトでも、ロケーション撮影と着物レンタルや着付ヘアメイクを一括でご予約いただけるプランをご用意しています。出張撮影の撮影内容の比較
ロケーションフォトでは様々なテーマの写真撮影を依頼することができます。カジュアルな家族写真、マタニティ、ニューボーンフォト、お宮参り、バースデイ、七五三、入学式、発表会といったご家族やお子様の記念撮影から、ビジネス用のプロフィール写真、カップルフォト、ペット撮影、ブライダル、旅行、エンディングフォトなど、お客様のご要望は多岐にわたります。もしも当てはまるプランが見当たらない時は「こんなテーマで撮れますか?」と問い合わせをすれば対応可能かどうか答えてもらえるはずです。 そして、当然ですが撮影するものの内容によってカメラマンに必要な技術や所要時間は変わります。例えば、お子様やご家族が自然に遊んでいる様子を撮影するカジュアルな家族写真では、カメラマンは初対面のお子様の笑顔を引き出す会話をしたり、飽きずに遊べる時間内で手早く撮影するスキルが求められます。一方で大人が被写体となり打掛やドレスを着てきちんとポーズを整えながら撮影するような結婚写真では、カメラマンは衣装の乱れに気付くための専門知識を持ち合わせる必要があり、美しいポーズを新郎新婦に指示すしなければならないため、1枚の写真を撮るために掛かる時間も長くなります。 このようなことから、撮影内容によって写真の提供枚数や価格設定に違いが出てきます。 「ロケーションフォトでマタニティ写真を撮る」という同じ目的であっても、光にこだわり細部まで美しくレタッチをするような神秘的でアート要素の強いものを撮影するのか、マタニティをテーマに家族でカジュアルな雰囲気で撮影したいのかによって、それぞれ得意なカメラマンや適したサービスが異なり、それに伴っておのずとサービス内容や価格も変わります。1枚の撮影に時間が掛かるものや詳細なレタッチが必要なものほど納品枚数が限られたり撮影料金が上がります。 「自分がどんな写真が好きなのか」という基準がある程度絞られていると、たくさんのカメラマンやサービスの中から自分にとって最適なものを見つけやすくなります。まずはロケーションフォトサービスのサイトやカメラマンの作品例などから「素敵だな」と感じるものを探し比較してみましょう。出張撮影の人数による比較
写真に写る被写体の人数によっても価格が変わる場合があります。ロケーションフォトではカメラマン1名で被写体へとなる方々への声掛けや誘導を行ないながら撮影をします。そのため、いとこ同士や仲良しのお友達などと一緒に大人数で撮影をする場合は、一家族のみの場合と比較してカメラマンの能力や労力が必要になります。撮影時間や提供枚数が同じでも、追加料金が発生することもあるので、ご家族以外の方と合同での撮影を検討している場合は、確認しておきましょう。明確な人数制限が設けられている場合と、祖父母までなら追加料金なしでOK・それ以上は数千円〜1万円前後追加、という場合があります。また、あまりにも人数が多いと写真のクオリティに影響が出る場合もあるため、予約前にカメラマンに相談をしておくのがベターです。カメラマンは写る人や場所に合わせてどのように撮影を進めていくかを想定して撮影に向かいます。もちろんお子様の様子やその場の状況で柔軟な対応はしてもらえますが、できるだけ情報を伝えておいた方が、当日の流れもスムーズで、よりよい写真に仕上がる可能性が上がります。出張撮影の日程の比較
宿泊施設やテーマパークなどでは、トップシーズンとオフシーズンで比較をすると価格設定やサービス内容が異なりますよね。ロケーションフォトでも季節や曜日によって料金に違いが見られます。その差額を比較するとおおよそ数千円程度です。 やはり土日祝日や入園入学の春、七五三の秋が人気で、気候のよい時季とも重なるため、屋外での撮影が中心のロケーションフォトでは他の季節と比較してご予約が集中します。平日は家族の予定が合わない、暖かい気候の中で気持ちよく撮影したいという方は早めに空き状況の問い合わせをしておくと安心です。人気のサービスやカメラマンは、撮影数ヶ月前の予約受付開始と同時に予定が埋まるということもよくあります。 逆に比較的リーズナブルで狙い目なのは、平日や夏冬の期間です。平日にお休みをとりやすい方や、お子様のお誕生日が夏や冬でそれに合わせて撮影したいという方は、お得に撮影できるチャンスです。撮影料金の差だけでなく、オプションが割引になる、ミニアルバムがプレゼントされるなどのキャンペーンを実施している場合もあるので、各サービスの最新情報をチェックしてみましょう。 真夏や真冬は屋外撮影には向かないのでは?と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どの季節や天気で撮影した写真にも、その時にしか出せない良さがあります。季節が変われば光の状態も変わります。自然光で撮影をする出張撮影は、同じカメラマンであっても、季節、天気、時間帯によって写真の雰囲気に違いが出てきます。これはスタジオ撮影と比較しても一目瞭然です。しかし、カメラマンは状況によって最適な写真に仕上がるようにカメラの設定を調整をしながら撮影をしていくので、あまり心配しすぎずに任せましょう。 例えば、夏であればすっきりと晴れ渡った気持ちの良い空や深緑の樹々を背景にした清々しい写真が撮影できます。周囲に遮るものがない広い野原や緑地のような場所でのロケーション撮影に適しています。 反対に冬は光が穏やかで美しく、やわらかな雰囲気の写真になります。紅葉と一緒にしっとりと撮影するのも素敵ですね。 どちらの季節も春や秋と比較するとピクニックなどの行楽目的の人出が少ないため、他の人の映り込みが最小限に抑えられる可能性も高まります。 お参りなどの行事で日程変更が難しく雨天決行する場合も、神社の軒先や傘を利用したりしながら撮影は可能です。不安な場合はカメラマンに相談をしてみましょう。 関連記事:七五三はいつやるの?タイミングや記念撮影のポイントも解説出張撮影の撮影時間帯の比較
公園や神社など屋外で撮ることが多い出張撮影では、撮影に充分な光量がある朝8時頃から夕方17時頃までの撮影が一般的です。ご家族撮影では大切なポイントとなるお子様の活動時間帯と照らし合わせても、ちょうどよい時間設定と言えますね。季節によっては日没に合わせて更に撮影可能時間に制限が設けられている場合もあります。 ただし、個人で活動をしているカメラマンの中には早朝や夜間にご家族写真の撮影を受け付けている場合があります。自然光のない時間帯に一体どうやって撮影をするのでしょうか。これは屋内、特に自宅での撮影を想定しています。「こどもが起きてから学校に行くまでのバタバタと賑やかな様子を敢えて写真に撮ってほしい」「保育園にお迎えに行ってお風呂に入れてごはんを食べさせて寝かしつけをする今の日常の姿を残しておきたい」という要望に応えるようなプランです。 わざわざプロカメラマンを呼んで家族写真を撮ってもらうのであれば、通常は「特別な日に特別に綺麗な状態で特別な場所で」と考えますが、こういった「お子様と過ごす日常の姿を撮る」というのも素敵ですね。 早朝や夜間の撮影は、日中と比較して価格設定が高めになっていることがほとんどです。対応しているカメラマンを見つけたら、直接問い合わせをしてみましょう。出張撮影の日程変更料・キャンセル料の比較
お子様と一緒の撮影では、急な体調不良などで日程変更やキャンセルを余儀なくされることもあり得ます。また、天候が思わしくないので別日に変更したい、という可能性も出てきますよね。 キャンセル料や日程変更料の決まりはカメラマンや運営企業によって様々ですが、「日程変更1回までは無料」「7日前まではキャンセル無料」などの規約が必ず定められています。カメラマンも予約が入っていればその時間帯は他の問い合わせをお断りをしているので、こうした料金が発生することは致し方ありません。 お子様が体調を崩しやすいという場合や特に雨が降りやすい季節などであれば、キャンセル料や日程変更料について予めよく比較し実際に利用するサービスは詳しく確認をしておくと慌てずに済みます。出張撮影で撮影料以外に必要なもの
ロケーションフォトでは撮影料以外にも撮影のための費用がかかる場合があります。 まず、撮影する場所の「使用料」です。これは撮影を行なう神社や公園などの管理者へ支払います。ロケーション撮影を検討する場合、まず最初にその場所でのプロカメラマンの撮影が可能かどうかの確認を行ないます。施設によっては個人の利用であっても営業目的での撮影が禁止されていたり、撮影可能な場所に制限が設けられているケースもあるため、事前に公式サイトなどをチェックしましょう。特に記載がない場合は、直接電話や問い合わせフォームなどで確認します。公園や公共施設であればほとんどが都道府県や市区町村などの自治体が管轄になります。神社では御祈祷中の撮影に制限や決まりごとが定められていることもあります。撮影が可能であれば、必要に応じて使用申請手続きを行ない、決められた使用料を支払います。使用料は数百円~数千円程度が一般的です。これらの一連の確認や支払いは、一部の業者を除きほとんどの場合で利用者が行なうことになります。事前に必要な確認をせず無許可で撮影を開始してしまうと、急遽中断しなくてはならない事態も起こりうるため、安心して楽しむためにも必ず手続きを済ませておきましょう。 次に、カメラマンの「出張料」です。これは利用するロケーションフォトサービスによって異なりますが、対応エリア内であれば無料の場合と、定められた場所から撮影地までの交通費の実費を支払う場合があります。極力費用を抑えたいということであれば、出張料の掛からないサービスを探すか、できるだけ地元のカメラマンを見つける必要があります。 そして、場合によっては「指名料」が必要なケースもあります。複数のカメラマンが所属・登録している企業運営型やマッチングサイトでは、カメラマンを指名した際に「指名料」が発生することも。「このカメラマンがいい」という希望がある場合には指名料の有無も確認します。 最後に、撮影の際の「衣装代」です。スタジオ撮影では多くの場合スタジオにある衣装を無料でレンタルできるシステムになっていますが、ロケーションフォトでは予め撮影で使用する自前の服を着た状態でカメラマンと合流します。お手持ちの服でももちろんOKですが、ちょっと特別な服で撮影したい、撮影用に家族でリンクコーデを用意したい、という方は新たに購入する必要があるかもしれません。また、服以外にも撮影にガーランドなどの小物や装飾品を使用したいという場合は、基本的に利用者が持ち込むことになります。 ここでご紹介した必要経費は、0円で済ませられる場合もあれば、条件やこだわりによって数千円や万単位で掛かることもあります。予算に応じて何が必要なのかをじっくり考えてみましょう。出張撮影の料金の支払い方法の比較
企業が運営するロケーションフォトサービスやカメラマンのマッチングサイトなどでは、主に「銀行振込」「クレジットカード」「キャッシュレス決済」のいずれかが利用可能です。屋外ということもあり、現金での支払いは取扱いが少ないようです。撮影後にメールなどで請求書を発行し、入金が確認できたら期日までにデータが納品されます。キャッシュレス決済で当日清算したい場合は慌てることのないよう、使用できるキャッシュレスの種類を確認しておきましょう。 個人のカメラマンの場合は撮影後の「当日現金支払い」か「銀行振込」での清算が最も多く採用されています。「クレジットカード」が利用可能な場合もあります。こちらも入金確認後、期日までにデータが納品されます。出張撮影の料金まとめ
ロケーションフォトを「料金」の観点から掘り下げてご紹介しました。価格重視であれば1万円未満から出張撮影が可能、相場は2~3万円、こだわる場合はそれ以上、というのがおおよその価格感です。 満足度は必ずしも価格に比例するわけではありません。低価格でもよいサービスだったと感じられることもあれば、その反対であることも。そして人によって求める写真のテイストや重視するポイントも異なります。 今回の記事を参考に、目的に合わせて最適なサービスを選んで、素敵な撮影を楽しんでくださいね! おしゃれなフォトスタジオ・スタジオポストでは七五三からお宮参り、マタニティフォトなど、さまざまな記念日撮影を行っております。かわいい衣装も多数ご用意しておりますので、記念日撮影をお考えならぜひスタジオポストまでお気軽にご相談ください。出張撮影(ロケーションフォト)とは
写真館やスタジオ内ではなく、お客様がご希望する場所まで専任カメラマンが伺い、写真撮影をするサービスです。
よくある出張撮影のテーマは
七五三の御祈祷やお宮参りでの神社への参拝。入学式や卒業式などの記念日。また、公園などでのご家族写真も人気です。
スタジオポストの出張撮影は
ロケーションフォト専任のカメラマンがまごころこめてご対応いたします。
場所や時間・撮影内容など、事前にメールで相談できます。当日の天気が心配でも前日17時までは無料で日程変更も可能。
お参り用の和装着物・当日のお支度も承れます。アルバムや台紙もお作りできるのでプレゼントにも◎
スタジオでの屋内撮影も別途お受けしております。
(※上記には有料オプションも含みます)
Basic Plan基本料金
平日29,000(税込 ¥31,900)
休日31,500(税込 ¥34,650)
Locationおもな撮影テーマ
お宮参り
七五三
家族写真
入園入学